※この記事には作品の内容に触れている部分があります。これから見る予定の方はご注意ください。

Netflixで韓国ドラマの『鉄槌教師』を見ました。
学校を舞台にした作品なのですが、最初からかなりインパクトがあります。
生徒同士の問題だけではなく、教師や学校、親など、さまざまな立場の人たちが関わってくるのですが、その中で主人公のナ・ファジンがとにかく強い。
しかも、ただ強いだけではなく、問題に対して真正面から向き合っていきます。
見ていて「そこまでやる?」と思う場面もあるのですが、それが逆にスカッとする。
今回は、そんな『鉄槌教師』を見た私の感想を書いてみたいと思います。
主人公のナ・ファジンがとにかく強い!
まず、主人公のナ・ファジンがかなり強烈なキャラクターです。
学校で起こっている問題に対して、普通ならなかなか踏み込めないようなところまで入っていきます。
しかも、相手が誰であっても、簡単には引かない。
生徒だから、教師だから、親だから……という立場だけで判断するのではなく、その人が何をしたのかを見ようとするところが印象的でした。
最初は「この人、かなり怖いな」と思うのですが、見ているうちに、ただ怖い人ではないことが分かってきます。
被害を受けている側のこともしっかり見ていて、問題をそのままにしない。
その姿勢が、この作品の大きな魅力だと思いました。
「未成年だから」で終わらせないところがいい
このドラマを見ていて、特にスカッとしたのが、「未成年だから仕方ない」で終わらせないところです。
学校が舞台なので、当然ながら生徒たちが中心になります。
中には、未成年であることを利用して、自分のしたことを軽く考えているように見える生徒も出てきます。
もちろん、未成年である以上、年齢を考慮する必要はあると思います。
でも、だからといって、人を傷つけたり、やってはいけないことをしたりした事実までなくなるわけではありません。
ファジンは、そこを曖昧にしません。
ただ怒鳴ったり叱ったりするのではなく、自分がしたことと向き合わせようとする。
「子どもだから仕方ない」で終わらせず、きちんと考えさせようとするところが、見ていて気持ちよかったです。
生徒だけじゃない。教師にも毅然とした態度を取る
そして、私がこの作品でいいなと思ったのが、ファジンが問題のある生徒だけを相手にしているわけではないところです。
教師側に問題がある場合も、きちんと向き合います。
「先生だから正しい」
「学校の先生だから信用できる」
というように、立場だけで判断しません。
教師であっても、間違っていることがあれば、それをそのままにはしない。
学校という場所では、生徒と教師ではどうしても立場が違います。
だからこそ、生徒側が何かおかしいと思っていても、簡単には言えないこともあると思います。
そんな中で、ファジンが立場に関係なく問題を指摘していく姿は、かなり印象に残りました。
生徒にも教師にも、やってはいけないことは、やってはいけない。
ファジンのこのブレないところが、私は好きでした。
「えっ、そこまでやる?」と思う場面も(笑)
とはいえ、ファジンのやり方が毎回「分かる、分かる」と思えるわけではありません(笑)。
「えっ、そこまでやるの?」
と思ってしまう場面もあります。
かなり大胆な方法で相手に向き合うので、見ているこちらが驚くことも。
でも、それくらい徹底しているからこそ、普段ならうやむやになってしまいそうな問題が動いていくんだと思います。
現実で同じことができるわけではありませんが、ドラマだからこそ楽しめる痛快さがあると思います。
見ているうちに、
「もうファジンに任せてしまえ!」
と思ってしまいました(笑)。
ファジンを見ていて、ちょっと気になったこと
そして、これは本当に完全に私の個人的な感想なのですが……。
ファジンを見ていると、
「なんだか、ミスチルの桜井さんにちょっと似てない?」
と思ってしまいました(笑)。
もちろん、似ているかどうかは人によって感じ方が違うと思います。
私の場合は、特に表情や雰囲気を見ているうちに、なんとなく桜井さんを思い出しました。
一度そう思ってしまうと、途中からファジンを見るたびに、
「やっぱりちょっと似てる気がする(笑)」
となってしまいました。
同じように感じる方がいるのか、ちょっと気になるところです。
ファジンを支えるチームの存在もいい
ファジン一人ですべてを進めていくわけではなく、彼を支えるメンバーがいるのも良かったです。
それぞれ違った立場や考え方を持っているので、ファジンとはまた違った視点から問題を見ることができます。
特に、ファジンのやり方がかなり大胆だからこそ、周りのメンバーとのやり取りが入ることで、作品に少し違った空気が生まれているように感じました。
ずっと重たい雰囲気というわけではなく、キャラクター同士のやり取りも楽しめます。
スカッとするだけではなく、考えさせられる
『鉄槌教師』は、見ていてスカッとする作品ではありますが、それだけではありません。
学校で起こる問題には、生徒だけではなく、教師や親など、いろいろな大人も関わっています。
「誰が悪いのか」だけでは簡単に片付けられない問題もあって、見ているうちに考えさせられる部分もありました。
特に、
「子どもだから」
「教師だから」
という立場だけで物事を判断していいのか、というところは、この作品を見ながら考えた部分です。
もちろん、ドラマなので現実とは違う部分もあります。
それでも、普段なら言いにくいことをファジンがズバッと言ってくれるので、見ていてスッキリしました!
『鉄槌教師』を見終えて
『鉄槌教師』は、学校で起こるさまざまな問題に、主人公のナ・ファジンが真正面から向き合っていく作品です。
個人的には、
- 未成年だからといって、すべてを許すわけではない
- 生徒だけではなく、教師にも毅然と向き合う
- 立場ではなく、その人が何をしたのかを見る
- 「そこまでやる?」と思う展開が逆にスカッとする
- ファジンの強さとブレない姿勢が魅力的
- チームワークがよく、それぞれが支え合っているところも魅力
というところが特に印象に残りました。
もちろん、ファジンのやり方がすべて正しいとは限らないと思います。
でも、普段なら誰かに言ってほしいと思ってしまうようなことを、真正面からぶつけていく姿には、見ていてスッとするものがあります。
そして何より、「未成年だから」「教師だから」と立場だけで終わらせず、その人がしたことに向き合うというところが、このドラマの面白さなのかなと思いました。
「学校を舞台にしたドラマが好き」
「スカッとする作品が見たい」
という方なら、楽しめる作品だと思います。
そして私は最後まで見ながら、何度か、
「ファジン、強すぎる(笑)」
と思っていました。
個人的には、桜井さんにちょっと似ているように見えてしまうところも含めて、かなり印象に残った主人公です。
