※この記事は『VIVANT』第20話までのネタバレを含みます。

第20話では、長く続いてきた別班奪還作戦が大きく前進しました。
正直なところ、奪還作戦は少し長かったな、という気持ちもあります(笑)。
それでも、乃木たちが仲間を助け出す場面では、思わず込み上げてくるものがありました。
そして、個人的にうれしかったのが、「しんちゃーん!」が聞けたこと。
緊迫した展開が続いていたからこそ、こうした場面には少しホッとさせられます。
手裏剣を使う謎の男も活躍していましたね。現代の諜報活動を描く作品で、手裏剣がここまで存在感を放つとは……。登場するたびに気になってしまいます(笑)。
ただ、今回の救出劇は、単純に「助けられてよかった!」では終われませんでした。
和田を救い出すことができなかったからです。
黒須たちの救出には成功した一方で、和田はすでに亡くなっていました。仲間を助けるために危険を冒してきただけに、全員を救えなかったという結果は、見ていてつらいものがありました。
作戦が前進したことへの安堵と、救えなかった命への悔しさ。その両方が残る回だったと思います。
そして、仲間を救出できたとはいえ、まだ脱出は完了していません。ここから無事に逃げ切れるのか、引き続き気になるところです。
ブルーウォーカーの行動は、本当に単なるミス?
今回、ブルーウォーカーについて気になったのは、二つの場面です。
一つは、雷によってイヤモニが使えなくなった際、現地の言葉を理解していたように見えたこと。もう一つは、パソコンで爆弾の秒数を設定し直す場面です。
特に爆弾の設定については、あれほど優秀なブルーウォーカーが、本当に単純なミスをしたのだろうかと気になりました。
もちろん、語学力があることも、爆弾の設定を間違えたことも、それだけで何かを意味するわけではありません。
ただ、二つの場面を見て、ブルーウォーカーには、まだ知られていない一面があるのではないかと感じました。
スパイなのか、それとも別の事情があるのか。現時点では判断できませんが、今後の行動にも注目したい人物です。
和田の死は、乃木たちに何を残すのか?
今回の作戦で、救出できた仲間がいた一方、和田は帰らぬ人となりました。
乃木たちは仲間を救うために行動してきましたが、全員を助け出すことはできませんでした。
ここで気になるのは、和田の死を、残された別班のメンバーがどのように受け止めるのかということです。
危険な任務に身を置く以上、仲間を失う可能性はあります。それでも、実際に救えなかったという事実は、簡単に割り切れるものではないはずです。
今回の出来事が、別班の結束をさらに強めるのか。それとも、作戦の進め方や判断について、新たな思いを生むのか。
現時点では分かりません。
ただ、和田を救えなかったという事実は、今回の作戦を単なる成功として片づけられない、大きな意味を持っていると感じます。
仲間を救出できた喜びと、救えなかった悔しさ。その両方が、これからの乃木たちの行動に影響していくのではないでしょうか。
救出された仲間たちの情報が、次の展開を動かす?
黒須たちが救出されたことで、今後は仲間同士で情報を共有できるようになります。
それぞれが異なる状況に置かれていたからこそ、知っていることにも違いがあるはずです。
一人では気づかなかった事実が、別のメンバーの情報とつながることで明らかになる可能性もあります。
これまで疑問だった人物の行動や、作戦の裏側について、新たな見方が生まれるかもしれません。
もちろん、どのような情報が共有されるのかは分かりません。
それでも、今回の救出は、単に仲間を取り戻すためだけでなく、それぞれが持っている情報をつなぎ、次の段階へ進むきっかけになるのではないかと考えています。
ベキたちが生きていたら、ノコルはどちらを選ぶのか?
今回、改めて考えたいのがノコルの今後です。
ノコルはテント側の人間でありながら、乃木と協力して行動しています。しかし、これからもずっと乃木と同じ方向を向いて進むとは限りません。
そこで気になるのが、もしベキやバトラカ、ピヨたちが生きていたとしたら、ノコルはどちらの側につくのかということです。
ベキたちは、ノコルにとって単なる組織の仲間ではありません。これまでの関係や、共に過ごしてきた時間を考えると、もし生きていることが分かれば、ノコルの判断にも大きな影響を与える可能性があります。
もしベキたちが生きていて、再びノコルの前に現れたら……。
ノコルは乃木との協力を続けるのか。それとも、ベキたちのもとへ戻り、再び彼らと行動を共にするのでしょうか。
私は、この選択が今後の物語を大きく左右する可能性もあると考えています。
もちろん、ベキたちが生きているかどうかは、現時点では確定していません。
ただ、もし生存しているのなら、ノコルにとっては簡単に割り切れる話ではないはずです。
乃木との関係も大切でしょうし、ベキたちとの関係もあります。どちらか一方を選ぶことが、もう一方を裏切ることにつながる可能性もあります。
ノコルが本当に守りたいものは何なのか。
ベキたちの生存が明らかになったとき、その答えが見えてくるのかもしれません。
乃木とリュウ・ミンシュエンの謎は、まだ解けていない
以前の記事では、乃木とリュウ・ミンシュエンの容姿がそっくりなことから、二人は同一人物なのではないかと考察しました。
その後、改めて考えたのが、本物のリュウはすでに亡くなっており、乃木がリュウになりすましてシンシーに潜入しているのではないかという可能性です。
もちろん、これは確定した事実ではなく、あくまでも私の仮説です。
もし乃木がリュウの立場を利用していたのなら、気になるのは、その目的です。
シンシーに潜入すること自体が目的だったのか。それとも、組織の中にいる人物や情報に近づくためだったのでしょうか。
また、野崎がリュウについてどこまで知っているのかも気になります。
乃木とリュウが同一人物なのか、乃木がなりすましているのか、それとも別の関係があるのか。現時点では判断できません。
ただ、二人の関係が明らかになれば、これまでの出来事を違った視点から見直すことになるかもしれません。
まとめ|奪還作戦の先に、どんな真実が待っているのか?
第20話では、仲間の救出という大きな進展がありました。
「しんちゃーん!」が聞けたこともうれしかったですし、救出の場面には心を動かされました。一方で、和田を救えなかったことは、今回の作戦に残された大きな痛みでもあります。
そして、ブルーウォーカーの行動や、乃木とリュウの関係、ノコルの今後など、まだ気になる謎も残っています。
特に、ベキやバトラカ、ピヨたちが生きているとしたら、ノコルがどのような選択をするのかは気になるところです。
乃木との協力を続けるのか。それとも、再びベキたちのもとへ戻るのか。
その選択によって、物語の勢力図も大きく変わるかもしれません。
仲間を救い出したことで、物語は前進しました。しかし、全員が無事に帰れるまでは、まだ安心できません。
和田の死を含め、今回の作戦が乃木たちに何を残したのか。そして、ベキたちの行方やノコルの選択が、今後どのようにつながっていくのか。
次回は脱出の行方とともに、残された謎がどのように動いていくのかにも注目したいと思います。
