※この記事には『VIVANT』第1シーズンおよび第2シーズン第17話までのネタバレが含まれます。

『VIVANT』第2シーズンも、ついに第17話まで進みました。
毎回、先の展開がなかなか読めない『VIVANT』ですが、今回特に印象に残ったのが、別班の仲間を救うために乃木がノコルへ協力を求めたことです。
第1シーズンから見てきた私としては、
「ここで乃木がノコルを頼るんだ!」
と驚きました。
そして、その結果として見えてきたのが、乃木とテントによる別班奪還作戦。
第1シーズンから続いてきた二人の関係が、ここで再び物語に大きく関わってきたように感じました。
さらに、ベキ・バトラカ・ピヨの生死、新庄の行方、ジャミーンをめぐる謎、シンシーの目的など、気になることもまだまだあります。
そして、第18話の予告では、まさかのチョッキーまで登場。
今回は、第17話までを振り返りながら、私が特に気になっているポイントを中心に考察していきたいと思います。
『VIVANT』第17話までの大きな流れ
第2シーズンでは、前作から続く乃木の物語がさらに大きく動き始めました。
第1シーズンでは、乃木が別班の人間でありながら、父・ベキ率いるテントに潜入するという展開が描かれました。
そして第2シーズンでは、その別班とテントが再び大きな物語の中心になっています。
現在、大きな問題となっているのが、黒須を含む5人の別班員がシンシーに拉致された事件です。
別班員たちは拘束され、乃木たちはその行方を追うことになります。
しかし第17話では、救出をめぐって別班側が非常に厳しい判断をすることに。
仲間を救いたい乃木と、組織として機密や被害を最小限に抑えなければならない別班。
ここで、乃木の思いと組織の判断との間に、大きな葛藤が生まれていきます。
乃木が選んだのは「仲間を救う」という道
第17話で私が特に印象に残ったのが、乃木が別班の仲間を救おうとする姿です。
別班として考えれば、救出作戦によってさらに犠牲者が出る可能性があります。
そのため、組織としては、仲間を救いたいという気持ちだけでは決められない、非常に厳しい判断を迫られていました。
乃木自身も、そのことは分かっています。
それでも、どうしても割り切れない。
目の前には、これまで一緒に戦ってきた仲間がいるからです。
特に黒須について、乃木は「大切な友人」と話しており、助けたいという気持ちを抱えながらも、組織の判断に従うべきなのか苦悩していました。
そんな乃木に対して、印象的だったのが長野の言葉です。
乃木が組織の判断について「極めて合理的かつ最善の結論」と答えたとき、長野は「ふざけるな!」と一喝。
さらに、自分自身もつらくて眠れなかったことを明かします。
この場面を見ていて、私は長野の言葉が、乃木の背中を押したように感じました。
乃木が抱えていたのは、単純に「命令に従うか、逆らうか」という葛藤ではなく、
「仲間を見捨てることが、本当に正しいのか」
という迷いだったのではないでしょうか。
そして長野は、そんな乃木の気持ちを汲み取ったうえで、別班だけではない力を借りるという可能性を示します。
そこで浮かび上がってきたのが、ノコルでした。
「乃木×テント」の共闘が胸熱すぎる
長野の言葉を受け、乃木が協力を求めた相手。
それが、ノコルでした。
別班の仲間を救うために、乃木がノコルを頼ったことには、私もかなり驚きました。
でも、それ以上に、「ここから何か大きなことが始まりそう!」と、なぜかワクワクしてしまいました。
第1シーズンでは、別班とテントは対立する立場でした。
乃木とノコルも、最初は敵として向き合うことになります。
その一方で、物語が進むにつれて、二人は兄弟として向き合い、さまざまな出来事を経験してきました。
だから今回、乃木がノコルを頼ったことも、突然出てきた展開というより、第1シーズンから続いてきた二人の関係が、ここで大きな意味を持ったように感じます。
しかも、乃木がノコルに求めたのは、自分自身を助けるための協力ではありません。
別班の仲間を救うための協力です。
ここが、私にはとても印象的でした。
第1シーズンから二人を見てきた私としては、
「こんな形で、二人が一緒に動くことになるんだ……」
と、なんとも感慨深い気持ちになりました。
そして、乃木の決断をきっかけに、テントが別班の救出に協力するという、これまででは考えられなかった展開へとつながっていきます。
第18話では、乃木とノコル、そしてテントがどのように別班の仲間を救出するのか。
これからどんな展開が待っているのか、ますます目が離せません。
「テントは本当に「敵」なのか?
今回の展開を見て、改めて考えたのが、
「テントは本当に敵なのか?」
ということです。
もちろん、テントがこれまで行ってきたことを考えれば、単純に「いい組織」と言うことはできません。
しかし第1シーズンでは、ベキやテントにも、それぞれの信念や守りたいものがあることが描かれました。
だから私は、
「テント=完全な悪」
とは言い切れないと思っています。
今回も、テントが別班の救出に協力することになりました。
もちろん、それによってテントが別班の味方になったわけではないと思います。
でも、
「立場が違っていても、目的が重なれば協力することがある」
という関係になったことは、大きな変化だと思います。
誰が敵で、誰が味方なのか簡単には分からないからこそ、先の展開が気になってしまう。そこが今の『VIVANT』の面白さなのではないでしょうか。
テントの幹部3人は、本当に亡くなったの?
そして、ここからは私の個人的な考察です。
私がずっと気になっているのが、ベキ、バトラカ、ピヨの3人です。
第1シーズンの最後では、3人が撃たれるという衝撃的な展開になりました。
でも私は、
「本当に3人とも亡くなったのかな?」
と思っています。
もちろん、実際に亡くなったと考えることもできます。
ただ、『VIVANT』をここまで見ていると、
「死んだと思わせておいて、実は生きている」
という可能性も疑いたくなってしまいます。
第2シーズンでも、死んだと思われていた人物をめぐる展開がありました。
だからこそ、ベキ、バトラカ、ピヨについても、
「まだどこかで生きているのでは?」
と考えています。
もちろん、これはあくまで私の予想です。
もし本当に生きているのだとしたら、ここから物語が大きく動き出す可能性もありそうです。
新庄も本当に死んだの?
そして、もう一人かなり気になっているのが新庄です。
新庄についても、私は個人的に、
「まだ生きているのでは?」
と思っています。
第14話では新庄をめぐって大きな展開がありました。
ただ、ここまで『VIVANT』を見ていると、
「これで本当に終わりなの?」
と、つい疑ってしまいます。
もし本当に生きているのだとしたら、今後のチョッキーとの関係にも何か動きがあるのかもしれません。
そして、次回のチョッキーの登場が、新庄の生存と何か関係しているのかも気になるところです。
第18話では、チョッキーも登場する?
ここは、第17話を見終わった時点では私も予想していませんでした。
ところが、第18話の予告を見て、
「えっ、チョッキーも出てくるの?」
と、ちょっとびっくりしました(笑)。
第17話まででは、チョッキーが別班の救出作戦に関わることは明らかになっていませんでした。
それなのに、第18話の予告にチョッキーの姿が一瞬映っています。
まさか、予告で先に登場を知ることになるとは……。
しかも、
「チョッキーはノコルたちとどう関わるの?」
という新たな疑問まで出てきました(笑)。
もちろん、予告に映ったからといって、実際に別班の救出作戦に参加するとは限りません。
ただ、わざわざこのタイミングでチョッキーが登場するということは、第18話で何らかの重要な役割を果たす可能性もありそうです。
どんな形で物語に関わってくるのか、こちらも楽しみにしたいと思います。
ジャミーンをめぐる謎も気になる
そして、もう一つ気になっているのがジャミーンです。
第2シーズンでも、ジャミーンをめぐってさまざまな謎が出てきています。
なぜジャミーンが重要な存在として狙われているのか。
そして、シンシーはなぜジャミーンに関心を持っているのか。
ここは個人的にかなり気になるところです。
さらに、柚木薫もジャミーンと深く関わっている人物なので、
「シンシー・ジャミーン・薫の3人にも、何かつながりがあるのでは?」
と考えてしまいます。
第17話まで見ても、まだすべてがつながったわけではありません。
乃木、ノコル、テント、別班だけではなく、シンシーとジャミーン、そして薫をめぐる謎も、今後の物語の重要なポイントになりそうです。
「ジャミーンには、まだ何か隠されているのでは?」
そう考えながら、今後の展開を見ていきたいと思います。
シンシーの本当の目的は何なのか?
そして、ジャミーンのことを考えると、どうしても気になってくるのが、シンシーの本当の目的です。
シンシーは別班員を捕らえ、日本側にも潜入しています。
ただ、シンシーの目的は、単純に「別班を潰すこと」だけなのでしょうか。
第17話では、野崎の潜入捜査がシンシーに見破られてしまいました。
そこで気になってくるのが、5年前に野崎とリュウ・ミンシュエンの間で起きた出来事です。
5年前、野崎は北京の日本大使館に勤務し、リュウやチョウ・ケイシとともに諜報活動を行っていました。
その中でリュウが命を落としたことは、野崎にとって大きな出来事として描かれています。
そして現在、死んだはずのリュウ・ミンシュエンが再び姿を現しました。
しかも、乃木とそっくりな姿で登場するという、かなり気になる展開です。
ここには、まだ何か隠されているのではないかと思ってしまいます。
「5年前に起きたことと、現在のシンシーをめぐる事件には、何かつながりがあるのでは?」
そんなふうに考えながら見ていると、シンシーの本当の目的も、ますます気になってきます。
そして、リュウ・ミンシュエンが今後どのような形で物語に関わってくるのかも、注目したいところです。
第17話を見て、ますます「敵と味方」が分からなくなった
第17話まで見て改めて感じたのは、
『VIVANT』は敵と味方が簡単には分けられないドラマだな
ということです。
その時々の立場や目的によって、敵だった人物が味方になったり、思わぬ人物同士が手を組んだりする。
だからこそ、先の展開が読めなくて面白いのだと思います。
別班だから正義。
テントだから悪。
そんな単純な話ではありません。
それぞれに信念があり、守りたいものがあり、時には立場の違う者同士が協力する。
今回の「乃木×テント」の共闘も、まさにその象徴のように感じました。
そして、それを可能にしたのが、第1シーズンから続いている乃木とノコルの関係なのではないでしょうか。
まとめ|第17話は、これまでの関係が大きく動き出した回
第17話で私が一番胸熱だと感じたのは、
乃木が別班の仲間を救うために、ノコルへ協力を求めたこと。
そして、その結果として、
乃木とテントが手を組むことになったことです。
乃木とノコルは、第2シーズンになって突然つながりが生まれたわけではありません。
第1シーズンから二人の間には、さまざまな出来事や思いの積み重ねがありました。
だから今回の共闘は、私には、
「第1シーズンから続いてきた二人の関係が、ここで大きな形になった」
ように感じました。
そして、第17話まで見ても、まだまだ気になることがたくさんあります。
- ベキ・バトラカ・ピヨは本当に亡くなったのか
- 新庄は本当に死んだのか
- シンシーの本当の目的は何なのか
- ジャミーンには、まだ何か隠されているのか
- シンシーとジャミーン、薫には何かつながりがあるのか
- 乃木とノコルは、これからどんな関係になっていくのか
- そして、チョッキーは第18話でどのように関わってくるのか
特にチョッキーについては、第17話を見終わった時点では、まさか第18話の予告に登場するとは思っていませんでした。
ところが予告を見て、
「えっ、チョッキーも出てくるの?」
と、ちょっと驚きました(笑)。
第17話までの時点では、チョッキーが別班救出作戦に関わることは分かっていなかっただけに、まさか予告で先に姿を見ることになるとは……。
もちろん、予告に映ったからといって、実際に救出作戦に参加するとは限りません。
ただ、このタイミングでチョッキーが登場するということは、第18話で何らかの役割を果たす可能性もありそうです。
どんな形で物語に関わってくるのか、こちらも気になるところです。
第18話では、いよいよ別班奪還作戦が動き出します。
乃木とノコル、そしてテントは、別班の仲間たちを無事に救出できるのか。
そして、チョッキーは一体どのように物語に関わってくるのか。
さらに、シンシーやジャミーンをめぐる謎は、どこにつながっていくのでしょうか。
ここからまた、どんな「まさか」が待っているのか。
まだまだ気になることだらけですが、第1シーズンから続いてきた物語が、ここからどんな形でつながっていくのかにも注目したいところです。
第18話も、ますます目が離せません。
『VIVANT』、まだまだ楽しませてくれそうです。

