【MAJORを見終えた感想】幼少期が想像以上に面白い!大人になってから見ても楽しめました

MAJORを見た感想のイメージ画像

以前から名前は知っていたアニメ『MAJOR(メジャー)』を、改めて最初から見てみました。

『MAJOR』といえば、野球アニメの代表的な作品のひとつですよね。

私も存在は知っていましたが、これまでしっかり見たことがなかったので、今回じっくり見てみることにしました。

そして実際に見始めてみると、思っていた以上に面白い。

特に最初の幼少期の頃がものすごく面白くて、かなり引き込まれました。

「野球アニメだから、試合が中心なのかな?」

と思っていたのですが、実際には野球だけではありません。

主人公・茂野吾郎の成長や、家族、友人、チームメイトとの関係など、一人の少年が成長していく過程そのものが描かれています。

しかも物語が進むにつれて舞台も変わっていくため、長い作品ですが飽きずに見ることができました。

今回は、そんな『MAJOR』を見終えて感じたことを、ネタバレをできるだけ控えながら書いてみたいと思います。

『MAJOR』ってどんなアニメ?

『MAJOR』は、満田拓也さんによる漫画を原作とした野球アニメです。

原作漫画は1994年から2010年まで『週刊少年サンデー』で連載され、アニメは2004年から2010年にかけて放送されました。

テレビアニメは第1シリーズから第6シリーズまであり、かなりのボリュームです。

主人公は、野球が大好きな少年・茂野吾郎。

物語は吾郎がまだ幼い頃から始まり、成長していく姿を長い時間をかけて描いていきます。

幼少期から始まり、中学、高校、そしてプロ野球や海外へと、吾郎の人生そのものを追いかけていくような物語になっています。

そのため、最初は「少年野球の話なのかな」と思って見始めても、気がつけばどんどん先の年代まで見ている……という作品です。

幼少期の頃が、想像以上に面白かった!

私が『MAJOR』を見ていて、まず強く感じたのが、

「幼少期の話、めちゃくちゃ面白い!」

ということでした。

正直、最初はここまで幼少期のエピソードにハマるとは思っていませんでした。

野球アニメなので、もっと早い段階から本格的な試合が続くのかと思っていたんです。

ところが、実際には幼い吾郎を中心とした物語がしっかり描かれていて、これがかなり面白い。

吾郎の性格や野球への思いが少しずつ形になっていくところも興味深いですし、周囲の大人たちとの関係も印象に残りました。

まだ子どもなのに妙にしっかりしているところがあったり、反対に子どもらしく無茶をしてしまったり。

「この性格、昔からなんだな(笑)」

と思いながら見ていました。

この幼少期の話があるからこそ、その後の吾郎の成長にもつながっていくのだと思います。

吾郎の性格がかなり強烈(笑)

主人公の吾郎は、とにかく負けず嫌い。

そして、かなり頑固です(笑)。

「もう少し周りの話を聞いてもいいんじゃない?」

と思ってしまう場面もあります。

でも、それくらい自分の気持ちに正直で、野球に対してまっすぐなんですよね。

普通なら諦めてしまいそうなところでも、

「やっぱりやりたい」

と思ったら突き進んでいく。

そんな吾郎を見ていると、

「この性格だからこそ、ここまで進んでいけるんだろうな」

とも思います。

もちろん、毎回すべての行動に共感できるわけではありません(笑)。

むしろ「そこまでやる?」と思うこともあります。

それでも、吾郎の行動を見ていると、次は何をするのか気になってしまう。

それだけキャラクターとして魅力があるのだと思います。

野球だけではなく、人間関係も面白い

『MAJOR』を見ていて意外だったのが、野球以外の部分もしっかり描かれていることでした。

吾郎は一人で野球を続けているわけではありません。

さまざまな人と出会い、仲間になったり、ライバルになったり、ときにはぶつかったりします。

最初はそれほど好きではなかったキャラクターが、物語が進むにつれて好きになっていくこともありました。

反対に、

「この人、最初はこんな感じだったのに……」

と思うこともあります。

こうした人間関係の変化があるので、試合だけを追いかけている感覚にはなりません。

「この人たちは、この先どうなるんだろう?」

という気持ちでも見続けられる作品でした。

大人になってから見ると、見方が変わる

今回『MAJOR』を見ていて、子どもの頃に見ていたら、きっと吾郎の活躍ばかりに注目していたと思います。

でも、大人になってから見ると、少し違うところにも目がいきます。

特に感じたのが、家族や周囲の大人たちの存在です。

子どもの頃なら、

「吾郎が頑張っている!」

というところだけを見ていたかもしれません。

でも今見ると、

「この大人も大変だったんだろうな」

「この人にもこういう事情があったのかな」

と、主人公以外の人物にも感情移入するようになりました。

同じ作品でも、見る年齢によって印象が変わる。

『MAJOR』は、そんな作品だと思います。

努力すれば何でもうまくいく、という話ではない

スポーツアニメというと、

「努力する」
↓
「強くなる」
↓
「試合に勝つ」

という展開を想像する方も多いと思います。

もちろん『MAJOR』にも、熱い試合や努力する姿はたくさん出てきます。

ただ、すべてが思い通りに進むわけではありません。

努力しても結果が出なかったり、思わぬ出来事が起こったりすることもあります。

だからこそ、

「うまくいかないときに、どうするのか」

という部分が面白いと感じました。

ただ勝つことだけを描いているのではなく、失敗したり悩んだりしながら前へ進んでいく。

その部分が、単純なスポーツアニメとは少し違うところなのかなと思います。

試合が始まると、やっぱり熱い!

もちろん、野球アニメなので試合も大きな見どころです。

吾郎がマウンドに立つと、

「ここからどうなる?」

と、ついつい力が入ってしまいます。

特に、簡単には勝てないような状況になると、続きが気になってしまいます。

しかも、試合にはそれぞれ違った背景があります。

ただ「勝ちたい」というだけではなく、

「仲間と一緒に勝ちたい」

「負けたくない」

「自分自身に負けたくない」

など、それぞれの思いが絡んできます。

そのため、野球のルールを詳しく知らなくても、試合そのものに引き込まれる部分があると思います。

少年時代の話から中学、高校へ進み、さらにその先へ。

「次はどんな試合になるんだろう?」

と気になってしまいます。

個人的にはアメリカ編もかなり面白かった

アメリカをイメージした画像

そして、私が個人的に特に面白いと思ったのが、アメリカ編です。

ここまでの物語とは舞台や雰囲気が変わるので、新鮮な気持ちで見ることができました。

それまでとは違った環境の中で吾郎がどうなっていくのかを見るのが面白く、

「ここからまた違う物語が始まったな」

という感じがしました。

具体的な内容を書いてしまうとネタバレになってしまうので詳しくは触れませんが、私はこのあたりの話がかなり好きでした。

これから『MAJOR』を見る方には、できれば先の展開を知らずに楽しんでほしい部分です。

大谷翔平選手が「実写版・茂野吾郎」と言われるのも納得?

『MAJOR』を見ていると、どうしても思い浮かんでしまうのが、大谷翔平選手です。

大谷選手は以前から「リアル茂野吾郎」「『MAJOR』の実写版」と言われることがあります。

実際、2018年にはアメリカの「ロサンゼルス・タイムズ」も、大谷選手を「日本の漫画の実写版」と表現し、『MAJOR』の主人公・茂野吾郎との共通点を取り上げていました。

『MAJOR』を実際に見てみると、

「確かに、そう言われるのも分かる……」

と思ってしまいます。

もちろん、漫画のキャラクターと現実の選手なので、まったく同じというわけではありません。

それでも、投手として160km/h級の速球を投げながら、打者としても活躍するという大谷選手の姿を見ていると、「これは、漫画の主人公みたいだな」と感じてしまいます。

むしろ『MAJOR』を見たあとに大谷選手を見ると、

「茂野吾郎って、本当に現実にいたらこんな感じなのかも……」

と思ってしまいました(笑)。

『MAJOR』では、吾郎の野球人生がかなりドラマチックに描かれています。

だから最初は「さすがに漫画だから、こんな選手はいないよね」と思ってしまうのですが、現実の世界には大谷選手がいる。

そう考えると、漫画の世界が少し現実に近づいてきたような、不思議な感覚になります。

『MAJOR』は野球を知らなくても楽しめる?

「野球のルールをあまり知らないけど楽しめる?」

という方もいると思います。

個人的には、野球に詳しくなくても楽しめる作品だと思います。

もちろん、ルールを知っていたほうが試合をより楽しめる部分はあります。

でも、『MAJOR』の魅力は野球だけではありません。

吾郎の成長や人間関係、家族との関係、仲間やライバルとのやり取りなど、野球以外のストーリーもしっかり描かれています。

そのため、

「野球はよく分からないけど、スポーツアニメは好き」

という方でも、一度見てみる価値はあると思います。

私が『MAJOR』を見て一番感じたこと

今回『MAJOR』を最初から最後まで見て、一番感じたのは、

「長いからこそ、吾郎の成長を楽しめる作品なんだな」

ということでした。

最初はまだ幼い少年だった吾郎が、いろいろな人と出会い、さまざまな経験をしながら成長していきます。

その過程を154話かけて見ていくので、途中からは単純に「野球がうまくなった」というだけではなく、

「ずいぶん成長したな」

という親戚のような気持ちになってきます(笑)。

そして、幼少期の頃が特に面白かったというのも、今回見てみて初めて気付いたことでした。

最初の頃から吾郎の性格がしっかり描かれているので、後の物語を見たときにも、

「なるほど、こういうところは昔から変わっていないんだな」

と思えるのも面白かったです。

『MAJOR』を見終えて

『MAJOR』は、最初に思っていた以上に長く楽しめる作品でした。

野球アニメではありますが、単純に「野球がうまくなっていく少年の物語」というだけではありません。

幼少期から始まり、さまざまな人と出会い、環境が変わり、そのたびに吾郎が成長していく。

その過程を見ることが、この作品の大きな魅力だと思います。

個人的には、幼少期のエピソードが特に面白く、後半ではアメリカ編も印象に残りました。

「長いから見るのを迷っている」という方もいるかもしれませんが、私は見始めたら思っていたよりどんどん進んでしまいました。

昔見たことがある方も、大人になってからもう一度見てみると、当時とは違うところに気付くかもしれません。

私も今回改めて見てみて、

「大人になってから見る『MAJOR』も、なかなか面白いな」

と感じました。

野球アニメが好きな方はもちろん、長く楽しめるアニメを探している方にもぜひおすすめしたい作品です。

※この記事について

この記事では、作品をこれから見る方にも楽しんでもらえるよう、ストーリーの核心に触れるネタバレはできるだけ避けています。